チャイナドレスとアオザイのKOLO
チャイナドレスとアオザイのオーダーメイド。生地は500種類、デザインは60種類から選択可能。送料無料
チャイナドレスとアオザイ
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チャイナドレスのコラム

販売店の廃業と縮小

最終更新日:2013年12月9日 

下の記事は2011年12月にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 

現地の生地工場

 中国では、2,3年前はチャイナ服の生地工場は、7社前後あったのですが、今年になり2社のみになっています。2社のみになっているデメリットとしては、生地の種類が少なくなってしまいチャイナ生地での新商品が作りにくくなっています。

 チャイナ服は、中国ではここ数年は流行しているのですが、生産されている服は現代風のコットンなどを利用したものが多くて、あまりコテコテのチャイナの生地で作られたものは流行っていないみたいです。
 生地工場では近年のシルクの原料が高騰してしまったため、値上げすると客離れがおき、値上げしないと赤字になってしまい厳しい環境が続いています。生地屋は儲からないので商売替したところが多いです。

日本の販売店の状況

 こちらも廃業と規模の縮小が相次いでいます。当店でも例えば神戸の紅星さんに、量は少なかったですが卸販売をしていたのですが、2年前に閉店してしまいました。現在神戸の中華街では他社と取引があり、たくさんのドレスを置かせていただいています。また横浜中華街は、取引がなかったお店ですが、1年前に綺羅さんが閉店したと聞いています。ここは日本でオーダーメイドできる数少ないお店だったそうです。

 あまり他社のことは書けないのですが、3年前ぐらいに大規模でやっていたお店は、店舗を次々と閉鎖したり、テナント代の安い場所に引っ越したりしているそうです。
 ちなみにネット販売も、2000年ぐらいからずっといろんな店が入れ替わり常時10店ぐらいあったのですが、今はたぶん活動しているお店は4店のみです。

 ここ数年の淘汰により、たぶんオーダーメイドのチャイナドレスという点では競争相手がいなくなってしまいました。今主にチャイナドレスを売っているのは、コスプレ業者が商品の一部として扱っているぐらいです。これはコスプレ商品なので本来競合するものではないのですが。

現地の事情

 実は中国でもどんどん仕立て職人が減少していて、中国でも作るのが難しくなっています。中国でも繊維業界に関しては、ここ数年は非常に景気が悪くなっています。材料の仕入れ先から販売先まで淘汰されているので、数年後は思ったような商品が手に入らなくなってしまう可能性が高そうです。

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