チャイナドレスとアオザイのKOLO
チャイナ服とアオザイのオーダーメイド。生地は500種類、デザインは60種類がら選択可能。送料無料
チャイナドレスとアオザイ
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チャイナドレスコラム

正しいチャイナドレスの買い方

最終更新日:2000年12月19日 

はじめに

チャイナドレスのHPの記事や掲示板などでよくチャイナドレスの買い方に失敗したという声を聞くのでどうしてこうこういう事になってしまったのか、原因は何かということを今まで1着1着違うものを数千着作った経験をもとに分析したいと思います。チャイナドレスを欲しいと思っても、とにかく安ければいいという方や、高くても品質がいいものが欲しいという方、その中間で、ある程度品質がよくて比較的安いものが欲しいという方、シルクがいい方、化繊がいい方など、個人の好みというのは多様だと思うので、いろいろな観点から説明してみます。まずはその前にチャイナドレスの基礎知識を説明したいと思います。

1、既成服とオーダーメイドの違い

既成服のチャイナドレスとオーダーメイドではそれぞれ違うメリットがありますのであっている方を選択してください。

既成服の特徴

 既成服のメリット
  • 在庫が豊富で返品、交換が簡単なこと。オーダーメイドの場合一般に中国の工場で作っているのでこういう訳にはいきません。すべてのオーダーメイドにいえることですが、オーダーメイドは特定のお客様用に作るものなので返品は基本的にできないところが多いです。
  • 実店舗の場合、実物が見れる。ネットでは、生地のイメージ違いというのは頻繁にあります。(当店では希望者に先にサンプル送付というサービスをしてます。)
  • 大量生産(もしくは大量仕入れ)、大量輸送により、大幅にコストが安いために、値段が格安なこと。
 既成服のデメリット
  • サイズを直す必要がある場合には、すごく高い買い物になってしまうこと。たとえば裾上げやファスナーの付け替えは日本では2000円ぐらいが普通のようです。また太ってしまい、服を大きくすることとかは、オーダーメイド店ならできますが、既成服を買っては、普通できません。既成服を買って、満足いく程度のフィット感があるのは、たぶん5人に1人ぐらいです。

  • 生地や形はあまり種類がありません。というのは、既成服を売る場合、サイズをたくさん用意しておかなければならないからです。これは中国でも日本でも同じですが、普通の店舗に行って探してみても、ほとんどありきたりのドレスしか見つけることはできません。
  • 既成服は着丈が決まっているので身長が155cmから165cmの間の方に向いています。
  • 既成服は一般にほとんどが安物なこと。(これは当店のほとんどのお客様がいっていることです。)
  • 既成服のチャイナドレスはお土産調、コスプレ調のものが主流であること。

  • 既成服のウエストは一般に太く作ってあります。(9号では73cmぐらいになっています。どうしてこんなに太く作ってあるかは、私の考えですが1、太くても着れますが、細すぎては入らないこと。2、サイズ直しでは細くするのは簡単ですが、広げるのは少し難しいこと。3、中国のチャイナドレスはもともとウエストは太いもの。というような理由からだと思います。中国人の感覚からすればウエストを変えるのは、日本人がジーパンの裾上げをするより簡単なので、あまり気にしていないのかもしれません。既成服を購入する場合にはウエストがだぶだぶだったという話をよく聞きますので、どこで直してもらうかなどを検討してから購入された方がいいかもしれません。この時の注意点ですが、たとえばウエストをつかんでみて10cmあまりがあるから、直しやさんに持っていって8cm細くしてくださいという具合にただやみくもに細くした場合にはチャイナドレスのバランスがおかしくなって他の部分に逆にたるみなどできることもありますので、仮縫いのように着用しながら直した方がいいと思います。

オーダーメイドの特徴

オーダーメイドのメリット
  • 着丈やサイズが自分に合わせられることです。今はネット上でもいくつかあるようですが、ネット上の物はあくまでイージーオーダーなので肩の形や背中のラインなどはすべてピッタリにいかないこともあります。当方ですべてピッタリというのは80%ぐらいだと思います。お客様が測り間違えてしまうことも多いです。

  • 生地やデザインを自由に選べること。当たり前のことですが、既成服の場合には、生地は数種類しか選ぶことができませんし、デザインもありきたりのものしかなくて、がっかりさせられることが多いです。

  • 基本的に在庫切れがないこと。生地の在庫切れはありますが、サイズによる在庫切れはありません。
オーダーメイドのデメリット
  • 値段が高い。オーダーメイドの相場ですが、日本で6万円。香港で5万円、中国で2万円というのが大体の相場です。既成服に比べて、もともと少量販売を目的にしているので、薄利多売ということではなく、1着1着指定が違うものなので、いくら売れてもそんなに生産できるものではないので、値段がとても高いです。
  • 納期が遅い。オーダーメイドは、注文があってから作るので、納品が遅いです。大体1ヶ月というのが普通です。こんなに遅いのは、日本のオーダーメイド店というのは、普通中国の工場に代理で作らせているからです。

  国内や海外でオーダーするときの注意点

  • 国内のどこでオーダーメイドできるかというと、横浜の中華街に2,3店あります。いただいた情報では、札幌や名古屋にもあるそうです。たぶんすべてのところが、注文があったものを中国の工場に作らせるので、結局海外生産ということになります。海外ですが、安く作るなら、国際空港があるということから、北京や上海がいいと思います。作るのに7日ぐらいかかるので期間が足りない方は日本まで送ってもらうことになりますが、先払いなのでサイズが合わなかった場合には面倒なことになってしまいます。

    あと一つオーダーメイドの特徴は生地は、一般にシルクしかありません。これは私も同じなのですが、どうせオーダーで作るのなら、安っぽいレーヨンでは作って欲しくないと思うからではないでしょうか?なお実際海外にまできてせっかくオーダーメイドをしようと思ったのに、思ったようないい生地がなくて、結局オーダーしなかったという話も聞きます。というのは、上海や北京には、店にあまり生地は置いてありません。たぶん多くて100種類ぐらいです。

    生地が多いという点から考えると香港が多い(約300種)ですが、最近の円安のために、香港は世界一の物価高になってしまい、香港でオーダーするには、安めの店で4,5万円かかるので(中国では2万円)、安く仕立てたいという方は、どこかで生地を手に入れてから、上海などで作ってもらうほうがいいかもしれません。またオーダーメイドの時の注意点ですが、もし変わったデザインのものを作りたい場合には、店でオーダーする場合には、普通ありきたりのデザインのものしかおいていないので、プリンターでどこかのデザインをプリントアウトして、店に見せるといいと思います。
どちらがいいという結論ですが、
  • 身長やサイズが標準的で、近くで買える場合またはありふれたチャイナドレスを欲しいと方→既成服
  • 身長が高すぎたり、低すぎたり、サイズが偏っている、人と違うものが欲しい方→オーダーメイド

チャイナドレスの生地の種類

チャイナドレスの生地で一番多いのがレーヨンです。順にポリエステル、レーヨン60%シルク40%のシルク混紡、綿、ぺらぺらのシルク100%、ベルベットが主な素材です。

レーヨンの特徴

市場で一番出回っているのがレーヨンです。生地が何も表示していなかったらレーヨンと思ってください。レーヨンは中国では人絹、人工シルク、人造シルクと呼ばれています。このため中国語が分かる店ではシルクと書いて売られている場合が多いので注意してください。ただし横浜などの店頭ではこんなことはありません。見たところネットオークションの多くのもの、ネット販売の一部の店のはシルクと書いてあるのがレーヨンのようです。値段が7000円以下の場合にはシルクではない可能性大です。どうしてかといいますと生地のコストだけでも3000円程度かかるからです。制作費、送料、税金を入れたらコストよりも安く売ることになります。

私も市場で生地を買っていたときに観光でチャイナドレスを作りに来ていた日本人に説明したことがありますが、10人ぐらいいましたが、誰もシルクとレーヨンを区別することが出来ませんでした。生地のコストでは天然シルクの3分の1程度なので、コストダウンなどの面からレーヨンのチャイナドレスというのは一番出回っています。写真で見れば大体判断で出来ますが、レーヨンかシルクかは生地の光具合で大体判断できます。私は写真をみればレーヨンかシルクか90%は見分けられますので私にメールを送っていただければ、どちらか見てみます。(生地の光方や、刺繍の具合などで見分けます。)。
生地の特徴としては一見扱いやすいと思いがちですが、レーヨンはいろいろ生地的に問題なので当方では売るのを止めてしまいました。まず作る際には、机の角や爪などですぐ引っかき傷が出来てしまいます。また何かのほこりで汚れてしまったときなども拭いても落ちないことがおおいです。水に濡らして汚れをおとそうと思うと、返って丸く広がってしまったりします。また水で濡らしたところだけ丸く周りと色が変わってしまいます。メリットは暑くも寒くもないので1年中着られることです。

天然シルク(本物シルク製)の特徴

天然シルクは一般に高級チャイナドレスに使われています。注意点としてはレーヨンとシルクの混紡ということです。生地的には和服のシルクのような感じで厚みやある程度の硬さがあります。業者広告で100%シルクというのはぺらぺらの夏用の物しかないので広告には注意してください。レーヨンをどうして混ぜるかというとこうすると生地が安定するからです。この生地は傷にも強く、保存もよくて、汚れにも強くしっかりしているので個人的には一番お勧めの生地です。

綿

こちらとシルク100%の生地は基本的には夏用です。綿の生地は手洗いできるのが特徴です。あとは普通の綿の服と変わりません。襟が高い昔のチャイナドレスなどは綿のものが多いです。難点は市場に面の生地はあまりないことです。

100%シルク

こちらは生地は高いですが扱い方は一番難しいです。白だったりすると少し汚れただけで落ちなく目立ってしまいます。生地は高級ですが、個人的にはお勧めしません。ただ色や柄の付いた物で夏用のブラウス、スカートなどのときにはいいと思います。チャイナドレスには弱すぎる感じです。

ベルベット

ベルベットもシルクの1種です。こちらは主に冬用です。生地が柔らかくて弾力性があります。さわり心地もいいです。1色で統一するとフォーマルドレスのようになります。冬の長袖やアンサンブルなど作るときはベルベットをお勧めします。
 

買い間違えないために

どこで既成チャイナドレスを買ったらよいかというと私は近くに店があるなら、店頭で買った方がいいと思います。試着できるしサイズ交換できるからです。またどこのサイズを基準として選べばよいかアドバイスしてもらえると思います。ネットで既成服を買うときには大体○号とかでは説明しないほうがいいと思います。というのはメーカーによって最大4cmぐらい各部分に違いがありますから、サイズ違いになる可能性が大きいです。私の感じではネットで既製服を買う場合にはおそらく10人に3人がサイズを間違えてしまっているようです。ネットで既製品を買う場合には、ヌードサイズはB、W、Hでいくつ、身長はいくつなのですが、どのサイズでしょうかと店の方にご相談してください。

既成服を買うときのアドバイス

まず分かってなけらばならないのが、ウエストは考えないでください。直しで細くも太くもできますから。(ただしどこで直せるか確認してください)。あとはサイズは小さく出来ますが大きくはできないことです。
サイズの選び方ですが、バストが大きい方はバストでサイズを決めて、ヒップが大きすぎる場合には直してください。
ヒップが大きいかたは、ヒップで決めて、バストがぶかぶかになった場合、パットを入れたりしてください。
一般にはバストがピッタリという場合よりも4cm大きくても変ではないですが、ヒップは3cm大きくても変になります。
ピッタリにいく場合のゆるみの値ですが、ヌードサイズプラスBは+5cm、W+4cm、H+3,4cmと考えてください。ただサイズのバランスというのもありますのでこればかりみてもうまく調整することはできません。難しいのは人によってゆるみの取り方がいろいろあることです。

オーダーメイドをする時のアドバイス

オーダーメイドをする時の注意点ですが、まずはネットの場合には採寸を間違えないことです。採寸を間違えてはオーダーメイドしてもサイズが違ってしまいます。当方のお客様も20%の確率でどこかのサイズを間違えますので、こちらでいつも訂正しています。訂正した物は90%あっています。あとは店に経験があるかどうかです。
 

目的別の正しい買い方

安いドレスが買いたい方(既成品) 

 一年前のユニクロブームのように最近の衣料品が大幅に安くなってしまって、実は世界で一番安く買えるのは、日本のスーパーといってもいいかもしれません。スーパーとは、「しまむら」のような店です。(しまむらには売っていないと思いますが、そういう感じの店です)。チャイナドレスに限らずたぶん今は中国よりも日本の方が衣料品が安いです。日本のスーパーではチャイナドレスは裏地あり化繊ロングが4500円が相場だと思います。3年前より3分の一ぐらい安値になっています。この値段は、コストを知っているものから見れば、すごく安いと思います。横浜の中華街では、裏地ありの化繊は大体9800円とかです。ネットでは当HPがオープンした2年以上前は、一番安くて9800円だったのですが、そのときと比べて、30%も円安になっているにかかわらず今の相場は5800円とかになっています。(このため昔から営業している店はほとんどやめてしまったようです。)。上海で一番安く買えるのは、たぶん豫園のたくさんあるお土産やですが、裏地ありの化繊で一番安くて、3000円ぐらいだと思います。香港のお土産やでは5000円ぐらいです。(よく中国や香港でシルク100%とチャイナドレスに書いてありますが、あれはインチキなので、信用しないでください。)。

高くてもいいからよいものが欲しい方

 一概に値段と品質は比例するとは限らないので、どこが高いからいいとはいえませんが、日本では高級のチャイナドレスの代理以外のオーダーメイドがほとんどないので、海外に行かなければなりません。中国では高級店のオーダーメイドというのは、標準で1400元(2万2000円)ぐらいです。一番高い店は10万円とかのところもありますが、そんなに品質がいいのか疑問がありますし、高すぎると思うので、1400元ぐらいでいいと思います。香港では、中芸などのお土産屋の2500香港ドル(約4万5千円)で十分だと思いますが、有名な上海灘という店もあります。

比較的安値で高品質のものが買いたい方

こういう方はインターネットで買うのがいいかもしれません。 というのは、インターネットは完全な自由競争で、店舗代もいらないためにすごく安いというのが一般的だからです。もしあまりにも高いようだったら、全然売れなくて淘汰されてしまいます。でもネットショップでも、大量買い付けで、値段のみ重視していて、品質は悪いというところもありますので、注意してください。もし中国とかに旅行に来る機会がありましたら、店頭でまず気に入ったものを探し(つるし)、そのあと店と交渉して、直してもらうといいです。サイズがぴったりになり、1日で直せるのでお勧めします。直し代は、普通1000円とかだと思いますが、どんなに直すところが多くても最大3000円も渡せば十分です。ウエストのみとか、数分でできる直しは普通無料です。人が多く人海戦術の中国では、すぐに直せると思います。

今回の正しいチャイナドレスの買い方とまとめると

  1. 既成服かオーダーメイドか自分のサイズまたは目的に向いたものを選択する。
  2. 生地もそれぞれの違いを考えて買う。披露宴やパーティのときは天然シルクがお勧め。遊びの場合にはレーヨン。普段着だったら綿。
  3. 既成服を買うときも、オーダーメイドをする時も自分のサイズをよく把握する。
  4. 万が一の場合に備えて直しやさんを探しておく。よくスーパーの一角にあるそうです。タウンページなどにも載っていると思います。
  5. 男性の方はオーダーメイドで買ってください。既成服は女性用ばかりです。
  6. 迷ったときにはネットでも店頭でも、自分がどういう物を望んでいるか具体的に伝えてください。よいアドバイスをしてくれるかもしれません。
サイズに関しては
  1. オーダーメイドでは申告が違ってはサイズが違ってしまいます。ヌードサイズか出来上がりサイズか注意してください。
  2. 大きすぎるのは簡単に直せますが、小さすぎては直せません。
  3. ネットで買う場合には、大体○号ではなくて、具体的なサイズを店に教えてください。